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あなたは不安のコントロールができていますか?

ストレス

前にも全般性不安障害についてお話をしたことがあります。意外にもこういった症状を抱えている人が多かったので、もう少し詳しくご紹介していきたいと思います。

前回の内容はコチラ↓↓↓

全般性不安障害とは、いきすぎた不安が原因となり、様々な症状を引き起こす症状を指します。

特に問題がなくても、過度に心配してしまうのが特徴で、ひどくなると日常生活にも支障が出てしまうほどのココロのダメージを受けています。

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全般性不安障害の症状

  • そわそわする
  • 頭痛や頭重、しびれ、頭の圧迫感や緊張感を感じる
  • もうろうとする
  • めまいや頭がふわふわした感じがする
  • カラダの悪寒や熱感、手足の冷えや熱感
  • 全身に脈拍を感じる
  • 便秘や頻尿
  • 疲れやすい
  • 眠れない、熟睡できない
  • 不安や心配を自分でコントロールするのが難しい

このような症状で苦しんでいる人は、たくさんいらっしゃいます。

全般性不安障害は原因が明確でないことが多い

全般性不安障害は、過度な不安が様々な症状を引き起こすと言われていますが、不安や心配の原因は、「特定」されるものではないというのが特徴です。例えば、世界で戦争が始まったなど海外のニュースをみたとします。それだけでも不安を覚えてしまうのです。つまり、自分ではどうすることもできないことで深刻に悩み、不安や心配をしています。このことが日々続いていると、ココロはもちろんカラダの状態も悪くなり、日常の生活をしていくのが困難になっていきます。

治療方法

基本的には症状がひどい場合、薬物療法ですが、精神療法と二つの治療方法があります。

抗不安薬を用いて、不安感や症状を和らげ、普段の生活で悩みやストレスについてカウンセリングを行いながら治療を進めていきます。うつ症状の状態もみられてくる場合が多いため、抗うつ薬を用いることもあります。しかし、薬は依存性の高いものはあまり使わないようにし、強制的に服用をすすめることはありません。

家族や周りが気づいた場合

全般性不安障害は、周りからみると「心配性」であるように見受けられ、初めのうちは悩みや不調の訴えを聞いてあげることができますが、何回も同じことを繰り返していると話を聞くことすら面倒になってしまいがちになるでしょう。

全般性不安障害は、原因が特定されないことが多いのが特徴です。そして、自分が関わっていないことでも、過度に不安になったり心配したりします。もしかしたら、話をきいていても「そんなことで?」と思っている人も中にはいるでしょう。しかし、この病気を抱えている人にとっては、本当に不安になってしまうのです。

なので、不安や心配なことをじっくり聞いてあげてください。話を聞いた上で、病院やカウンセリングへの受診をすすめてあげてほしいです。

全般性不安障害に気づくことが大切

全般性不安障害は、おそらくあまり聞いたことがない人が多いのではないでしょうか。カラダにあらわれる症状も様々なので、体調が悪くなると「内科」を受診することが多いと思います。そして、はっきりした原因がわからず、検査→症状を改善する薬の繰り返しの人も多いと言います。

また、全般性不安障害はうつ病やパニック障害、社会不安障害を引き起こしやすくなり、心配や不安感が大きくなります。そして、紛らわすためにアルコールを摂取しすぎたりということもあります。アルコールを毎日多量に摂取していると、アルコール依存症などにも陥ることもありますので、なるべく早く専門医かカウンセリングを受けることをおすすめします。

全般性不安障害簡易チェック

1.人前で話をしたり、文字を書いたり電話をしたりする時には、恥をかいてしまうのではないかと恐怖感がある。
はい いいえ

2.間違ったことをして、誰かにそれを見られたり、どう思われるかと考えると恐怖感がある。
はい いいえ

3.チャレンジしたり人と交わりたいと思った時、恥をかいてしまうのではないかと恐怖感がある。
はい いいえ

4.人前で発表したり、知らない人と一緒にいる時、吐き気がしたり震えたり、汗をかいたり、恐怖感がある。
はい いいえ

5.学校行事や人前で話すようなっ社会的状況など、人の集まる場所への恐怖感がある。
はい いいえ

6.恐怖感をなくするためにアルコールを摂ることが多い。
はい いいえ

まとめ

不安感が続いたり、様々なことを不安に感じたりすると不安のコントロールが難しくなります。そして、カラダやココロに様々な症状を引き起こすのが、全般性不安障害の症状です。

自分ではどうすることもできないことに深刻に悩むことがあったら、この病気を思い出してください。

しかし、人は不安や悩みを抱えるものです。すべてにおいて病気と結びつけることはあまりよくありません。自分で不安を取り除くことができたり、気分転換をすることができると、自分でコントロールできている証拠ですので、自分なりの気分転換をみつけ、そのことだけを悩むことに時間をつかわないでください。

一度、忘れてみたり仕事で忙しく気を紛らわしたりなど、頭とココロを別の方向にむけてみるのもよいのかもしれません。

もし、このような症状でお悩みの人は心療内科やカウンセリングをうけてみるなどして、ココロの整理整頓をしてみてはいかがでしょうか。

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