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毒親からの解放⁈モヤモヤする毒親の特徴を解説

カウンセリングとは

最近でいう「毒親」という言葉、ふと自分の中でもどこかモヤモヤとする感情があったり、でも、親を毒親呼ばわりするなんてという否定の感情があったりしたことはありませんか?

「もしかしたら、「毒親」かもしれない」と思っているあなたは、気づけたことはラッキーだと思ってください。

前回、毒親についてお話しています。よかったら読んでみてくださいね。

これから毒親の特徴と解放の仕方をちょっと詳しくご紹介していきます。

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毒親の特徴

毒親の特徴には、4つのタイプがあります。

  • 否定する
  • 放置する
  • 過干渉
  • 過保護

一緒にいて安心できるはずの親が、一緒にいるとなぜかいつも傷つけられたり、暗い気持ちになることはありませんか?もし、当てはまるようなら、あなたの親は毒親の可能性が高いです。

さらに詳しくみていきましょう。

毒親は、初めから毒親というわけではありません。これまでの生活環境が、親の毒を作ってしまったのです。そしてまた、毒親で育った大人が子どもたちに毒親で育てていくという、なんとも悲しいルーティーンが生まれてしまいます。

日頃ニュースで、子どもを虐待する親の事が報道されています。まさに毒親そのものです。しかし、暴力をふるうだけが「毒親」ではないのです。毒親と言われる親に共通してみられる特徴を解説していきます。

毒親は、責任をもっていない

毒親は、「何事にも責任を持てない大人」であることが多い傾向にあります。例えば、うまくいかないことがあるとすぐ人のせいにして「自分は悪くないのに…」という大人です。

  • 私はあなたを産まなきゃよかった
  • 私がいつも悲しいのはあなたがいるからよ
  • お前が言うこときかないからこうなっているんだぞ
  • 誰のおかげで生活できていると思っているんだ

毒親が原因で、何か問題がおきたとしても「自分ではない誰か」や「弱者」を責め立てます。そして、まだ未成年のうちから毒親の人生の責任を押し付けられるので、とても深い精神的な負担を強いられるでしょう。しかし、子どもは「親」が一番身近な人生のお手本となります。そして、お母さんやお父さんは大好きな存在なので、両親が悲しんでいたり苦しんでいたりすると「悲しませてしまった」とか「自分のせいで苦しんでいるんだ」とか思ったりしてしまいます。

毒親と思われる人の無意識な言葉

もし、こんな言葉を聞いたことがあるのなら、要注意です。

  • 俺の稼いできた金で生活をしている。
  • この家の犠牲者。
  • 私が大変なのわかってる?のんきに笑っててむかつくんだけど。
  • あなたがそんなことしたから、私が怒られた。
  • なんですぐ泣くの?それくらいで泣くな
  • なんだよその顔、反抗的な態度だな。
  • ごめんね。でも…と言い訳をする。
  • 片付けてって言ったよね。ホントにだらしない。
  • 準備してって言ったよね。言うこと聞けないのか。
  • なんでそんなにどんくさいの?
  • 友達いないの?
  • いじめられてるから学校いかないって、社会は通用しないわよ。
  • あなたの同級生はみんな有名な大学に行くんだね。
  • 将来家を守らなくてもいいよ。けど…と他の人のせいにする。

あてはまる言葉はありましたか?

毒親からの解放

毒親は、子どもを自分の所有物にしている可能性があります。自分の気持ちを第一に優先して、子どもの気持ちはおかまいなしです。そんな毒親からは、解放されて自由になれることを知ってください。

もし、未成年の場合は、極力距離を置きある程度の言うことは聞いておきましょう。話し合いでは絶対うまくいきません。自分が自立できる年齢まで、自尊心を磨き、生活する能力を高めていきましょう。最終的には、「離れて暮らす」ことを目標としています。

離れて暮らすことは、毒親に育てられた子どもは、親から離れる不安が大きいかもしれません。しかし、離れて暮らしてみると、「これやってもよかったんだ!」とか「今までやりたくなかったけど、やらなくても良かったことなんだ」とか、自分の気持ちに素直にむきあうことができます。

  • 人間関係が苦手
  • 自信がない
  • 相手の顔色をうかがう

そういったことがなくなり、本来の自分を取り戻すことができるでしょう。

毒親から解放される=本来の自分になれる

毒親とはいえ、親ですからいなくなると困る時期があります。そのためにも自分が毒親から離れるためには何が必要なのかを考えてください。

毒親とは、おそらく仲良くすることはできないでしょう。それは、自分の考えを受け止めてもらえないからです。毒親は、自分が絶対的に正しいと思っています。あなたの気持ちは考えることができません。むしろ、無意識に毒を吐いているのでこれっぽっちも悪いとは思っていないことがおおいでしょう。ですから、毒親に対して「罪悪感」を抱く必要はありません。

もし、「今まで育ててもらった恩」を罪悪感と重ねるのなら、自分がしっかりと自立して責任をとれる大人になることが、毒親に精神的に支配されないということだと思います。

毒親から解放されるためのまとめ

  • 毒親の特徴
  • 毒親は、責任をもっていない
  • 毒親と思われる人の無意識な言葉
  • 毒親からの解放

成長をするにつれて、親に対して違和感を覚えている人は、あなたの親が毒親の可能性が高いといえます。長い間一緒にいると、自分の存在価値を見失ったり、人の顔色ばかりうかがったりする大人になっていきます。

何度も言いますが、毒親ははじめから毒親だったわけではありません。生活環境や周囲の環境によってつくられた人格です。毒親自体も背景をみると「毒親に育てられた被害者」と言えるのかもしれませんが、ここはしっかりと線引きをして、あなたは幸せになれる権利があるのです。

本来の自分を取り戻し、楽しい時には笑い、悲しい時には泣くという素直な感情表現をだせるようにしてください。

親のことは、ココロの片隅に少しだけあればよいのです。親だけのことを考える思考を今からやめてみませんか?

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