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【終活】最期を迎えるための人生活動!自分らしく全うする5つの準備!

カウンセリングとは

今話題の「終活」!みなさんはどう考えていますか?

終活は、最後まで自分らしい生き方をするための準備をすることです。

…と言われても、あまりピーンと来ない人も多いと思います…が、でも、想像してみてください。

  • 「自分の死を意識して生きるって?」
  • 「死ぬまでに何を準備するの?」
  • 「残される家族に迷惑がかからないようにするには?」など

自分の死を意識してみると、ふんわりでも様々なことが思い浮かぶのではないでしょうか?

新型コロナウイルス感染によって亡くなってしまった人や、自ら命を絶ってしまった人は、本当は命を落としたかった訳ではないと思います。死ぬ自分を想像していなかったと思います。

そこで、今回は、こんな時期だからこそ、自らの死を意識して「自分らしく人生を全うするための準備」を考えてみたいと思います。

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終活は、自分の人生の終わりに向かって活動していくこと

歳を重ねていくと、カラダには様々な異変が出てきます。

  • カラダが不自由になった
  • 認知症になった
  • 働けなくなってしまった
  • お墓はどうしよう
  • 通帳や相続は?
  • 介護が必要になったら? など

今まで自分でできていたことが、出来なくなる…という現実に向き合わなくてはなりません。だからこそ、終活をする理由として、「なるべく家族に迷惑をかけない準備」をしているのです。

1.家族に迷惑をかけない準備

家族に迷惑をかけない方法としては、「自分がどうしたいのか」という理由をハッキリさせておく必要があります。

身の回りを整理する

例えば、断捨離です。

  • 残された人が処分に困るもの

あなたにとっては「思い出のもの」でも、残された人には「何の価値もないもの」かもしれませんよね。ですから、今のうちにできるだけ物を減らすクセを持ちましょう。もし、処分することで何かの負担をかけるようなものなら、「コレはこうして処分してほしい」と明確に伝えられるものを残してください。

今では、インターネットやSNSなどが主流になっています。老若男女問わず、パソコンや携帯電話などを利用する人が、ほとんどだと思います。そんな時代だからこそ、忘れてはいけないのが、「デジタルデータの削除」です。

  • アドレス帳
  • 写真や動画
  • ネットバンク
  • クレジットカード
  • (無料でも)会員登録情報 など

このデータを生きているうちに整理していくことを忘れてはいけません。

2.財産の整理・相続の準備

  • 財産のリスト作成
  • 不要な口座やカード類は整理しておく
  • 資産リストは定期的に更新
  • 家族の中で一番信頼している人に伝える
  • 通帳や重要書類をそろえておく

例えば、財産のリストは、不動産や預貯金、生命保険やクレジットカードなどをまとめて詳細を記入しておきます。そうすることで、自分も残された人もスムーズに手続きや準備ができます。ポイントは、リストを作るには、記入した日を忘れずにつけておきくということです。

3.介護や看護についてまとめてみる

自分が最期を迎える時には、病気で入院するかもしれませんし、カラダが動かなくなって人の手を借りなくてはいけないかもしれません。

しかし、これは誰もが向き合わなければならないことでもあるので、介護や看護が必要になった時には、どうしたらよいのかを知っておくことが大切です。

例えば、最後の選択をどのようにするのかです。

  • 延命治療をするのかどうか
  • 病名を伝えてもらうのかどうか
  • 施設に入るのかどうか
  • 家で最期を迎えるのかどうか

健康な今のうちに、そうなった場合にはどうしたらよいのかを考えて、リストにまとめておくとよいでしょう。

4.葬儀や遺骨のおさめかた

私たちは人が亡くなると、「葬儀」という形で故人を送ります。葬儀には、様々種類があったり、その家族や風習によって葬儀の形が異なります。

一般葬

通夜から告別式と、お世話になった人達とお別れをしたい人向け

家族葬

家族や交友関係の深い人で静かに行いたい人向け

自宅葬

住み慣れた家で最期の時を過ごしたい人向け

直葬

火葬のみで、お金と迷惑をかけたくないという人向け

5.納骨の管理場所

納骨は、一般的にはお墓か納骨堂が考えられると思います。最近では、樹木葬や手元供養、散骨など様々な選択肢があります。

子どもの頃からお墓参りをしているから、それが当たり前のように思っている私たちですが、購入しようとすると金額が大きくて驚くことも少なくありません。終活に向けての生活費の確保だったり、お墓を購入しても管理してくれる人がいないとなると、せっかくたてたお墓も買わなきゃよかったかも?などと後悔することになるかもしれません。そうならないためにも、自分にあった形で、家族や交友が深い人たちが供養に訪れやすい場所や供養の種類について調べておくとよいでしょう。

遺言書の種類

遺言書の正式な形は、2種類に分かれています。

  1. 普通方式
  2. 特別方式

多くの人は「普通方式」を利用し、普通方式は、さらに3つに分かれています。

  1. 自筆証書 自分の自筆で遺言を作成します。パソコンで作成されたものは無効となるようです。
  2. 公正証書 公正役場にいる公証人によって作成され発行されたものです。
  3. 秘密証書 遺言内容を知られたくない人向けですが、秘密にしているということを公証人に確認してもらう必要があり、あまり使われていないようです。

まとめ

いかがですか?今回は、最期を迎えるための準備をご紹介しました。悲しい別れですが、誰もが向き合わなければならないことです。そして、最期を迎えるカタチは人それぞれ違います。

元気なうちにカタチをつくり、そして自分の最後を過ごしやすい環境につくりあげていくこそが、「終活」だと言えます。

冷静な判断がつくうちに、自分の物語を作ってみてくださいね。

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