私たちの優しさは、たくさんのココロを知る事で生まれてくる感情です。友達との会話や上司などが自分に向けた言葉など、一日を振り返ってみるといろいろな不思議に気づくと思います。
「今日きつい言葉をなげられてたなぁ。どうしたんだろう?」とか、「あの子、どうしてさみしそうにしてたんだろう?」とか、毎日いろいろなココロを見つけることができます。考えてもわからない時には、その人に聞いてみるのが一番ですが、そのいろいろな不思議を考えて、答えをみつけていくことで「優しさ」は生まれます。
優しさを知る
いろいろな気持ちには、それぞれ名前があります。その気持ちを知る事が大切なのです。
- うしろめたい気持ち
- しのびない気持ち
- じれったい気持ち
- すがすがしい気持ち
- 恋しい気持ち
- 誇らしい気持ち
- 侘しい気持ち
- 愛しい気持ち
- 羨ましい気持ち
- ほほえましい気持ち
- 未練がましい気持ち
これ以外にも、気持ちはたくさんありますよね?こんな気持ちをたくさん知る事で、優しさという感情を持つことができるのです。
強いココロと優しさは紙一重
優しい人は、ココロの強さを持っています。「ココロの強さ」とはいったいどういったものなのでしょうか?強さと聞くと「力」の強さと思うかもしれません。しかし、本当の強さとは「どんなに辛いことでも頑張るココロの強さ」を意味します。
例えば、会社などでよくみかけるヘコヘコ上司にあやまってばかりの父親くらいの男性がいたとします。
「少しカッコ悪い」と思いませんか?しかし、ココロをのぞいてみると、それには理由がありました。
「家族の生活が守られるなら頭なんかいくらでも下げてもいい!」と思っているのです。見る目が変わってきますよね?家族を守るために、どんなに嫌味を言われてもココロは折れません。家族を大切に思っている気持ちを持っているからなんですね。
では、どうしたら「強いココロ」を持つことができるのでしょうか?
強いココロはこうしてつくられる
ココロが強くなるのは、山登りに似ているのかもしれません。
小さい頃に、兄弟と比べられて「おまえは何をやってもダメだなぁ。」と言われたとします。とにかく悔しくて「いつか見返してやる」と毎日いろいろなことを頑張りました。しかし、数年たったある日、自分では頑張っているつもりだったのに、他の人からも「あまり得意ではないんだね」と嫌味を言われました。「くそ~めげないぞ」と、それでもいろいろ頑張ることを諦めませんでした。長年継続していたら、それを応援してくれる仲間と出会いました。その時、「諦めないでよかった」と仲間のありがたみや大切さを知ることになります。
仲間を思う気持ちや、人を守る気持ちを持つことで、自分に自信がつき「強いココロ」が生まれてくるのです。
大切な人がいるだけで優しい気持ちを持つことができる
大切な人ができた時って、ドキドキしたりワクワクしたりしませんか?その人のことを考えると自然に笑顔ができたり、ココロが温かくなったりしませんか?たまに少しだけ寂しくなったりして…。
大切な人ができるって、実はとても幸せなことなんです。
優しさや強さを持つ一番最強の近道は、大切な人を作ることなのかもしれませんね。
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