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【睡眠障害】睡眠薬効果と心のつながり!

心理テスト診断

睡眠は生きるために大切なものです。眠ることができなくなると判断がにぶり、身体も心も壊れていく原因の一つです。食欲もなくなり、疲れやすくなり日常生活に大きな支障が生じてくるようになります。

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不眠症

  • 普段より寝付くのに時間がかかる
  • いったん寝付いても途中で何度も目が覚める
  • 極端に朝早く目覚めてしまい再度寝付くことができない

不眠の悩みは3人に一人、不眠症は10人に一人と言われています。それほど多くの人が不眠に悩み、生活に支障をきたしているのです。

不眠症の原因

不眠で悩む人の多くは、とても強いストレスを感じるとあらわれてくる症状です。強いストレスは、悲しい感情だけではありません。実は、嬉しい感情の後にも不眠の原因につながるのです。こうした感情の状態が続くと不眠は慢性化しやすくなります。また、眠ろうとすればするほど眠ることができません。

人の脳は、24時間のリズムで体内時計が備わっています。体内時計が睡眠と覚醒のリズムを地球の自転に伴う明暗周期に一致させることで、社会活動に参加することができるのです。

ところがこの体内時計のリズムがうまく調整できないと、睡眠障害や身体や心にマイナスの影響を与えてしまい不眠症の原因になっていくと言われています。

睡眠薬の効果

睡眠薬の効果は、「飲み方を間違えなければ」効果はあります。実際のところ、不安障害やうつ症状にも使われることが多いのですが、睡眠導入剤もものの見事に「快眠」です。ここで体内時計のリズムが整えば回復もはやまるのですが、人によって症状は様々ですので自分にあった飲み方を知ることが、睡眠薬の効果を感じる手段なのかもしれません。

さて、そもそも「睡眠薬」とは、いったいどこで手に入るのでしょうか。

そもそも睡眠薬は、不眠症で悩まれている時に病院に行き処方されなければ手に入れることはできません。飲み合わせや飲み方にルールがあるので、不眠で悩んでいるなら病院で受診してください。睡眠薬は、精神科や心療内科での処方イメージが強いのですが、内科などでも処方してくれます。

  • 超短時間作用型
  • 短時間作用型
  • 中間時間作用型
  • 長時間作用型

このように処方されるルールがあるので、受診をしてもらうのが一番の睡眠へのといえるでしょう。例えば、超短時間作用型は睡眠を導入するために処方されることが多いようです。

効果を正しく出す7個のルール

睡眠薬を飲んで効果を正しく出すにはルールがあります。正しい服用で、よく効く薬になり、安全な薬になりますので、今睡眠でお悩みの方は参考にしてみてください。

ルール1 飲む時間は眠る前の一時間前

ルール2 睡眠薬を飲んだら横になる

ルール3 自分がいつも眠る時間に合わせて飲む

ルール4 処方されたとおりに飲む

ルール5 アルコールと一緒に飲まない

ルール6 カフェインやたばこは眠る1時間前には摂らない

ルール7 やめるタイミングを間違えない

睡眠薬を飲む前にしてみること

睡眠薬を必要とする人は、不眠で生活に支障がでるほどの状態が続いていることが多いと思います。眠ろうとすればするほど眠ることが出来ない毎日が続くので、心身共に疲れている状態だと考えられます。睡眠の仕組みや、人にとって睡眠は欠かせないものだと知ってもそれだけでは十分な睡眠をとることはできません。それではどうしたら寝付きがよくなるのでしょうか。

これから、二つのポイントをご紹介します。

睡眠の質を高めるちょっとした工夫

就寝時間までは「眠らない努力をして、適度な疲労感を頑張って保つようにする」

日中、身体を動かしたり頭を使ったりすると、そのぶん疲れもたまり眠気が強くなります。夕食をすませ、お風呂にはいり、そのまま就寝というならよいのですが、隙間時間にうたたねをしてしまうことってありませんか。気が付いたら眠ってしまって、意外にスッキリしたりして・・・その結果、いざ眠る時間になってお布団にはいっても、なかなか眠ることができない・・・ということになります。眠るためには、就寝時間まで何が何でも眠らず、疲労感を残しておくのがポイントです。

あえて難しい本を読む

本を読めば自然と頭がリラックスしてくるので、ストレスや緊張が強くて、なかなか眠れない時に試してみると良いでしょう。

ここでポイントなのは、難しい本を読むということです。なぜ難しい本なのかというと、難しい内容の本を読むと眠気が来やすくなると耳にすることはありませんか。こうしたことにはきちんと理由があるのです。

退屈な会議や授業中など、眠くなって困った経験はだれにでもあると思います。これは科学的な根拠があると言われていて、人の身体は、不快な刺激を受けるとそれを和らげるようにできているのです。「難しい」「退屈」という感情も不快な刺激の一種なので、刺激を和らげるための神経伝達物質(βエンドルフィン)が分泌され、眠気が引き起こされるというものです。ですので、あえて古典的な哲学書だったり難しい本だったりを読むと、眠りの導入を助けてくれるかもしれません。

心の健康を保つために

心の健康を保つには、なによりもまず休養することが大切です。疲労感やストレスを回復する一番の薬になります。文字のとおり休養には二つの意味を持ちます。

  1. 休む・・・心身の疲労を回復し活力ある状態にもどす
  2. 養う・・・もともとの活力のある状態に戻し、身体、精神、社会的に日々の健康な能力を養う

これらを保つためには、睡眠はとても大切なことです。睡眠が十分にとれていないと、疲労感をもたらし情緒を不安定にしてしまいます。健康に生活を送ることができなくなると、病気になったり、事故を起こしたりしてしまうかもしれません。

そして、睡眠不足と感じたらまずは適度な運動をして、身体と頭を疲れさせてみてください。それでも2週間など継続的に眠ることができなくなったら、睡眠薬を処方してもらいましょう。医師から処方されると、睡眠薬の自分にあった飲み方を知ることができますし、なによりも、これまで眠ることができなくなっていた体内時計のリズムを整えることができるようになります。

きちんと飲み方のルールを知っていれば、睡眠薬は決して怖い薬ではありません。心と身体を健康へとつなげる睡眠薬の「効果」といえるのではないでしょうか。

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