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三浦春馬さんの自殺の原因は毒母⁈親が毒親だったら子どもは苦しむ⁈

ストレス

最近よく耳にするのが、「毒親」という言葉。あなたは毒親って知っていますか?

毒親(どくおや、英: toxic parents)は、毒になる親の略で、毒と比喩されるような悪影響を子供に及ぼす親、子どもが厄介と感じるような親を指す俗的概念である。1989年にスーザン・フォワード(英: Susan Forward)が作った言葉である。

Wikipedia

さて、三浦春馬さんの死から早いもので、2ヶ月を迎えようとしています。9月から、新しく入るドラマに出演する三浦春馬さんですが、CMを見るたびに「どうしてこんな魅力的な人が…」という気持ちがこみあげてくるのは私だけでしょうか。いえ、きっと私だけではないと思います。

「なぜ、三浦春馬さんの死と毒親が関係あるの?」と不思議に思う人もいると思いますが、死を選んだ原因の一つに「家族の悩み」と報道されています。そこで、なぜ死を選んだのかは追求したいとは思いませんが、「家族の悩み」これはすべての人に当てはまるような問題ではないかと思いました。

今回は、毒親についてご紹介していきます。

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親が毒親だったら子どもは苦しむ⁈

そもそも毒親とは、いったいなんだ?と思われる方も少なくないと思います。そして、自分の親が毒親と気づくまでには相当時間がかかるのも事実なのです。

毒親には様々な形がありますし、毒親は「子どもが生きづらい環境」を作っています。知らず知らずにそれが当たり前になっていることも⁈

自分の親ですから、自分が育った環境が当たり前と思ってしまいがちです。幼い頃から、毒親に育てられていると「生きづらい環境」でも、当たり前とか仕方ないとか思ってしまうでしょう。

もし、あなたが大人になって「親の目」を過剰に気にしているとしたら、あなたの親も毒親なのかもしれません。

当事者が語る「毒親」と「じゃない親」の境界線
「『毒親』という言葉がブームになったのは最近のことだと思いますが、私の親が毒親である可能性は高いですね。身体的な虐待はありませんでしたが、精神的な抑圧を強く感じて育ちましたから」そう語るのは東京に住…

毒親に育てられると

毒親に育てられると、自分が親になった時に「毒親」になる可能性が少なくないと考えます。毒親に育てられると、自分の環境が生きづらいと感じてしまいがちです。

  • 何をしても否定され、とにかく自信がない。
  • とにかく人と比べられてきた。
  • 楽しんでいると親が不機嫌だった。
  • 頑張りすぎてしまう。

毒親には、「子どものため」と言いながら「自分のため」に子どもを利用していきます。そのため、子どもは、自分の価値を見失いがちですが、選ぶ権利は自分たちが持っているし、どんなことが幸せなのかは自分が決める権利を持っています。この、「自分で選択する」ということを上手く表現していけるように、少しづつ「自分を大切」に過ごすようにしたいものです。

毒親に育てられると、子どもの頃に受けた影響を大人になってもトラウマのように感じてしまうということがあります。これは、一般的に「アダルトチルドレン(AC)」と呼ばれています。

アダルトチルドレンの特徴

従順で協調的な心を持っているのが特徴です。
ACが高い人は、他人の意見を素直に聞き、協調性が高く、周囲の期待に応えようと頑張る傾向があります。
そのため、他人からの評価をきにし、言いたいことを言わず我慢してしまいます。
ACが低い人は、マイペースで自己中心的になる傾向があります。

このように、人にはいろいろな特徴があります。その特徴を知るのが「エゴグラム診断」なのです。

エゴグラム診断

エゴグラムは、5つの自我状態をグラフ化して性格のクセを知り、人間関係やコミュニケーションの向上に役立つ心理療法ともいわれ、診断結果をあなたの職場や友人関係、恋愛などさまざまな人間関係に役立てることができます。しかし、エゴグラムは、あくまでも性格のバランスをはかるものです。相手のエゴグラムパターンを知る事ができれば、どのようにコミュニケーションをとればよいのかを知る事ができるということです。

必ずしもそうなるわけではありませんが、自分や身近な人の特徴を知ることも、家族円満の秘訣に繋がるのかもしれません。

自分は毒親になるのか?

毒親には、4つのタイプがあります。

  • 否定する
  • 放置する
  • 過干渉
  • 過保護

毒親に育てられた人は、自分も親になる時に「毒親」になる可能性が高いと言われています。そこで、自分が毒親に育てらえたのかどうか、セルフチェックしてみませんか。これから結婚を考えている人も、子どもができた人も、そうならないためにも自分の親は毒親だったのかをチェックしてみましょう。

私の親は毒親⁈簡易チェック

10問の設問に直感的に答えてくださいね。

1.暴言や暴力を振るわれたことがある。
はい いいえ

2.イライラを八つ当たりされたことがある。
はい いいえ

3.親に憎まれていると感じたことがある。
はい いいえ

4.親の言うことを聞かない時は、過剰に怒られたことがある。
はい いいえ

5.親の言うことを聞かない時は、「ダメだなお前」と言われたことがある。
はい いいえ

6.「生まなきゃよかった」と言われたことがある。
はい いいえ

7.何かをやろうとすると、否定されことがある。
はい いいえ

8.自分が楽しむと、親の都合で不機嫌になったり無視されたことがある。
はい いいえ

9.何かを楽しんていると、「へたくそ」とか「やめろ」とか言われたことがある。
はい いいえ

10.悲しい時や寂しい時には、「意気地なし」とjか「情けない」と常に否定されたことがある。。
はい いいえ

なぜ、毒親で育てられた子供が毒親になると考えれるのか⁈

子どもの成長に、悪影響を与える子育てを無意識にしている親は次のように呼ばれています。

  • 過干渉
  • 過保護
  • 暴力・暴言
  • 虐待
  • ネグレクト

元々、毒親と言ってもはじめからこのような特徴を持っている訳ではありません。今までの環境や性格上のクセなどにより習慣化されたものであり、精神疾患などの病気と言った問題ではないと考えられます。人は、クセや習慣などにより、繰り返し伝えようとする習慣があります。そのため、毒親に育てられた子どもが親になる時には、自分が受けていた環境を自分の子供に伝えようとしてしまいます。

毒親に育てられた環境を、知らず知らずに自ら毒親として子どもへ伝えているのかもしれません。

毒親の対処法

毒親は、悪意があるわけではなく「無意識」に毒を吐いていることが多いです。だからこそ、気づくのが遅くなります。もし、あなたが生きづらさや家族との間に違和感を感じていたら、自ら対処法を学んでいく必要があります。

「そんな大げさな!」という人もいるかもしれませんが、もし親のことであなたが傷つくことが多いとしたら毒親の可能性が高いといえるでしょう。

毒親は、あなたが傷ついているということを知りませんよ!

一番してはいけないのが「話し合い」です。性格自体は中々変えることは難しいですが、自分の環境を変えていくことはできるはずです。自尊心を高め、本来の自分を取り戻していきましょう。

未成年では、親の協力がないと生活をすることができませんので、息苦しさを感じることも多いでしょう。だからこそ、精神的自立を目標にしてみてはいかがでしょうか?

親と子どもが友達のような関係になっている家族が多くみられますが、こうした関係は大人になっても精神的自立ができていないことがあります。その場合、大人になった時にも、実家へ依存してしまうケースが多くみられるのです。

親の欲求が自分の欲求と重なり、親の言うことに振り回されることもあります。例えば、自分はしたくない習い事なのに嫌とは言えず、親が無理やり習わせている場合があります。これは、親がこうしてほしいという欲求を子どもに押し付けているだけにすぎません。

毒親の対処方法は、距離をおくということが一番の解決法だと言えます。

絶縁するよりも、ある程度の距離をとれるようになれば、精神的に自立して、将来自分が子どもを持つ親になった時には、自分は毒親にならずに済む可能性が高くなるでしょう。

そして、親のことばかり考えて悩むよりも、まったく違うことで頭を使い、忘れてみましょう。これは、いままで低かった自尊心が高まるトレーニングにもなるので、行動や口に出さずにできる方法です。

親ですから、自分の子どもはとてもかわいいものです。困った時には、助けてくれたり、困ってなくても助けてあげようとするものなのですが、それが「行き過ぎている」かどうかです。

理想は、お互いに成長し自立していくことですが、きれいごとかもしれません。しかし、意識することで必ず変化は訪れます。

生きづらい環境から、過ごしやすい環境へ変えていきませんか?

※毒親にも種類がありますが、虐待や暴力など危険を伴う場合は、すぐに誰かに相談するようにお願いします。あなたは幸せになる権利がありますよ!

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